① 720mAhのリチウムイオンバッテリー (品番:DB-L20) SANYOのXactiに使われている充電池。安くて入手製がよく、容量も大きい。堅いプラパッケージで包まれていて、端子部分が露出している。板バネと取り出し機構をしっかり作り込めば、電池交換も容易だろう。厚みは3種の中でも最も厚く、約6mmほど。ただし、縦横のサイズが最も小さい。(35mm×39mm)
② 830mAhのリチウムイオンバッテリー (品番:IDT01-BAT-B001) デジットで購入した電池。MADE IN CHINA。後述するリチウムポリマーバッテリーとほぼ同じ寸法だが、容量は170mAhも小さい。この手のバルク電池で問題となる端子の半田付けを、気にしなくても良いのが唯一の利点である。
③ 1000mAhのリチウムポリマーバッテリー (型番:LAB503759C2) これもまたデジットで購入した充電池。自称日本製だが、Made in JaPanと、表記の怪しいところが気になる。型番で調べてみると、データシートは見つからないものの、秋葉原でも広く普及しているバルク電池のようだ。各地で容量の表記に違いがあり、若松だと1100mAhと書いてある。何よりも、容量が大きいのが魅力である。製造メーカーはA&TB(東芝と旭化成の共同出資会社、2000年に東芝グループに統合) 面積が若干広いが、厚みが最も薄く4.5mm程度しかない。縦横の寸法は35mm×58mmである。先述のバッテリーと違い電源端子が未処理のため、その処理についても考えなくてはならない。リチウムポリマーのバルク品は皆片方の端子がアルミであり、通常のハンダで半田付け出来ないのが困ったところ。-極はいつも通りの半田付けが出来る。+極はアルミニウム専用ハンダでがっつり半田付けしよう。(ハンダは入手したが、まだ使ったことがない)